今年(2021年)の6月頃に不登校特例校の西濃学園中学校を運営する「西濃学園」が、来春、不登校特例校の高校の開校準備を進めているという情報が公開されいましたが、その後、12月21日に、県私立学校審議会により設置認可を適当と認められたと発表がありました。
いよいよ来春(2022年)に、岐阜県揖斐川町に「不登校特例校」として西濃学園高校が開校予定!中部六県では初の不登校特例校の高校になるということで、どんな高校なのか大変気になりますね。
ということで、さっそく調べてみました。
※最新の正確な詳細情報は、ご自身で直接ご確認ください。
不登校特例校とは?
不登校特例校「西濃学園中学校」が2009年に開校しています。
西濃学園中学校は、平成29(2009年)年4月に「不登校特例校」としてすでに岐阜県に開校しています。その前は、不登校の子を支援するボランティア団体として活動していたようで、町や地元財界などからの支援を受けて不登校の子たちに特化した学校づくりをスタートしたという経緯があるようです。
西濃学園高等学校はどんな学校?
1学年25名定員予定の「全日制普通科」の不登校特例校として、岐阜県に2022年春開校予定の私立の高等学校です。基本は対面ではあるけども、どうしても通えなくなった場合は、必履修科目36単位を「通信課程」でも履修可能にするなど考慮されているようです。
西濃学園高等学校の特徴は?
西濃学園のHPには学校の特徴として以下の3つがあげられていました。
- 基礎科目5教科
- 生きる力を育む
- 学校から地域へ、地域から学校へ
勉強は中学の復習からの基礎学力をベースに、社会性スキルの充実や生活力をアップするための授業があるのが特徴のようです。また、スクールカウンセラーや養護教諭によるSST(ソーシャルスキルトレーニング)があるのも特徴の1つ。学校の活動として、地域の行事やボランティア活動に積極的に参加することにも力を入れているようですね。
西濃学園高等学校の場所は?
岐阜県揖斐川町にある旧小学校舎(旧久瀬小学校)を利用する予定だそうです。この校舎には、すでに通信制の「西濃学園久瀬校」があり、現在25人ほどの生徒が在籍しており、北海道の「広域通信制高校」の星槎国際高校と提携して高校卒業資格が得られるようになっているようです。
奨学金制度も
世帯年収が590万円未満の場合、学業成績や経済的状況を考慮して、地域の企業(公益財団法人田口福寿会、株式会社大垣ケーブルテレビ)の協力で、返済の必要のない「給付型奨学金」の奨学金制度を設ける計画があるようです。
詳しくは公式HPでご確認ください↓
西濃学園高等学校についてのチラシ
※最新の正確な詳細情報は、ご自身で直接ご確認ください。