クラスジャパン学園、全国17自治体と連携で、
『ICTを用いた在宅学習における 出席・学習評価のガイドライン』を作成
不登校児童生徒のネットスクール「クラスジャパン小中学園」が、全国17自治体と連携で「ICTを用いた在宅学習における出席・学習評価のガイドライン」を作成したことを、6/29に発表しています。これは、経済産業省の「未来の教室」の実証事業プロジェクトのオンライン留学プログラム「OJaC(オージャック)」を通して作成されたものになります。
クラスジャパン学園は29日、経済産業省「未来の教室」実証事業として、全国17自治体と連携して、ICTを使った在宅学習における出席・学習評価のガイドラインを作成したと発表した。(出典:https://ict-enews.net)
連携の17自治体
北海道紋別市、北海道長沼町、埼玉県さいたま市、埼玉県吉川市、千葉県千葉市、東京都福生市、静岡県浜松市、三重県四日市市、大阪府大阪市、京都府京都市、奈良県奈良市、奈良県田原本町、兵庫県尼崎市、兵庫県川西市、岡山県高梁市、宮崎県延岡市、宮崎県宮崎市。
すららネットとクラスジャパン小中学園は、「不登校生の出席扱い制度説明会/経済産業省『未来の教室』実証事業オンライン教育…
どんなガイドラインなの?
不登校の小・中学生が、ICT活用で自宅学習すると、在籍校で「出席扱い」になり、かつ、学習評価にも反映されるための考え方が、このガイドラインで提示されているようです。
同ガイドラインは、不登校の小・中学生がICTを活用して自宅で学習した際に、在籍校で出席扱いとし、学習評価に反映するための考え方を提示したもの(出典:https://ict-enews.net)
「OJaC」とは?
クラスジャパン小中学園が、全国の17自治体と共同で実施の「オンライン留学プログラム」。
「OJaC」は、不登校児童生徒のネットスクール「クラスジャパン小中学園」を運営する同社が、全国17自治体と共同で実施するオンライン留学プログラム。(出典:https://ict-enews.net)
ガイドラインは、全国の自治体・教育委員会に送付済み。
作成されたガイドラインは、全国の1526の自治体、教育委員会にすでに送付されています。
経産省の実証事業プロジェクト「OJaC(オージャック)」で作成した出席・学習評価のガイドラインを、全国の自治体・教育委員会に送付しました。(出典:
クラスジャパン小中学園)
ガイドラインの送り先
ガイドライン送付先は、クラスジャパン小中学園HPにて掲載されていますので、ご確認ください。
ガイドラインが利用されれば、
場所関係なく、義務教育が受けれるということー。
すでにこのガイドラインは、全国1526の自治体、教育委員会に送付されているので、このガイドラインがその自治体や教育委員会で利用されることになれば、この先、義務教育の中での「出席扱い」や「学習評価」が、学校以外の場所でも適用可能になる、ということになります。
同ガイドラインを全国1526の都道府県および市町村の教育委員会に送付した。
同ガイドラインが、全国の地方自治体の教育委員会・学校現場で利用されることで、不登校児童生徒だけでなく、すべての子どもが、いつでもどこでも学べ、その学びが義務教育の中で、出席・成績、及び学習歴に反映されるようになる。(出典:https://ict-enews.net)
クラスジャパン教育機構理事長の中島氏、
「不登校の小中学生には認められる居場所がない」
クラスジャパンの教育機構理事長の中島武氏は、以下のように語られています。
「不登校の子どもが増える中で、現行の学校教育制度では、通信制高校のような通信制小中学校の設置制度が認められていない。そのため不登校の小中学生には認められる居場所がない。そのために心理的に孤立感・不安感をもたらし、不登校自体よりも深刻な問題を引き起こしている」(出典:https://edtechzine.jp)
今後、このガイドラインに対して、どれくらいの自治体、教育委員会が理解を示し、学校に行かずに学んでいる子どもたちの義務教育化における権利を尊重していけるかどうか、関心が寄せられるところでありますね。
全国の自治体、教育委員会の動きを、今後も見守っていきたいと思います。
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